保育園について
設立の経緯/私たちの思い
設立の経緯
東日本大震災により、東日本の沿岸部で生活するすべての人が津波により甚大な被害を享けました。 当石巻地域も苦境にあり、まだまだ再建できる状況にないのが現状です。 その中子供たちはもとより若い親御さんたちのは、津波で流失した数の保育園の設置を待ち望んでいました。
行政だけでは到底街の復旧すらできないので、民設民営にて親御さんたちの 大切なお子さんたちを安心して預けられる環境をつくり、 これからの世代を生きる子供たちを真心をもって保育し、 子どもたちはさまざまな人たちに支えられて生きていることが理解できるよう、 他を思いやることができるよう「のの様」教育を行うべく、保育園を建設しました。
2013年3月に着工し、2014年の1月に完成、4月に開園しました。 園児は、0歳から受け入れ、定員75名(収容100名上限)の施設です。
私たちの思い
東日本大震災により太平洋沿岸は壊滅的な打撃を受けました。 この当時、当会母体の洞源院は避難所となり、多くの人が先の見えない不安の中、 顔をこわばらせ、深い悲しみの渦にのまれていました。 避難所に笑顔が見えたのは、子どもたちの無邪気な笑い声が聞こえるようになってからです。
子どもたちは社会の生きる希望であり、かけがえのない宝です。 地域の再興と発展は、たくさんの方々の力がなければ実現出来ません。 親から子へ子から孫へ繋がる命。
その命が元気に明るく育つ環境を作らなければ希望の持てる社会にはなりません。 幸いに当会が社会福祉法人の認可を受け、2012年12月に法人設立となり ここに社会福祉事業を行い、保育園事業を実行することとなりました。