石巻市東部（渡波）復興事業
保育園建設資金・保育園運営資金にご支援をお願いします。

東日本大震災により家屋・生命・町並みを大津波が呑み込み、壊滅的な打撃をうけ、 沿岸周辺は瓦礫の山と化してしまい混乱と絶望を残していきました。
住民は半年以上の避難生活を強いられ、その後仮設住宅やアパート等に移り住んでいます。 当渡波行政区6千世帯以上あった内、2千世帯ほどが失われ、 また、平成24年1月の時点でも、幼稚園1、保育所2、小学校1、中学校1、高等学校2校（1校再開、1校合併廃校）と、 それぞれ未だに再開できず、仮設校舎等にて分散して学ばなければならない現状です。

然る状況の下、住民が安心して元の様な生活が一日も早く取り戻せるよう願っております。 この地域再興発展は、若い世代の力がなければ実現できません。 そしてそれを受け継ぐ子供たちが、元気に育つ環境を作らなければ希望の持てる町づくりにはなりません。

幸いに当会「輝宝福祉会」が社会福祉法人の認可を受け、昨年12月28日法人設立となりました。 土地の収得が叶い、県、市からの補助金が約束されましたので、ここに石巻ひがし保育園建設を実行することとなりました。
当初、「石巻ひがし保育園」開園時期を平成25年9月としていましたが、 被災地企業の資材、人件費等競合による高騰の為、自己資金を増額し、何とか平成26年1月末完成、同4月に開園することができました。

しかるに、補助金だけでは到底間に合いません。当会も社会福祉法人を立ち上げたばかりですので、 資金不足でスタートせざるを得ない状況です。
震災復興の為には、この地域にこそ必要な保育園のみならず、 母子支援、児童養護、特養老人施設等、将来的に発展させて行かなければとも考えています。
ここに当地の事情をお汲み取りいただき、ご支援下さいますよう切にお願い申し上げます。