復興第2次事業
石巻たから保育園建設資金にご支援をお願いします
ご支援者各位
東日本大震災より3年が過ぎ日本各地で天災が続き、たくさんの方々が苦難に遭う中、
人と人の関わりを持つ大切さが見直されてきたように感じます。
異業種が支え合うシステムの構築等、個人のみならず会社もお互いを支え合う大切さを学び、共存していくことの大事を再認識させられます。
私たちもこの大震災により、生死の瀬戸際の経験をさせて頂きましたが、
1人で守ることが難しい命も集団になることで、お互いの命を守り合うことが出来ることを学びました。
東日本大震災後、被災地の人口減少に歯止めが利かない有様です。
そんな中で行政も民間も個人も諦めず立ち上がろうとしている人たちが地域の再建に尽力しています。
私たちもこの地域の一員として「子どもたちは日本の未来である」と考え、施設設立へ歩み出しました。
当初は、震災孤児・遺児の特別児童養護施設を計画しました。
2013年3月1日現在の内閣府統計では、
震災孤児241人内、岩手県94名、宮城県126名、福島県21名。震災遺児1,483人内、岩手県487名、宮城県857名、福島県139名となっていました。
しかし石巻市行政へ相談したところ、石巻市にはこの施設を立ち上げた経験がなく難しいとのこと、
宮城県県庁で相談しましたが、国の政策で里親制度を推進しているとの回答で、施設を創ることが困難であるという結論でした。
そこで、市行政へ再度相談「震災で公立保育所が9か所失ったので、土地が用意できるのであれば、震災遺児のためにも子育て世代のためにも保育所を」
との話が上がり、市行政も尽力するとの約束で保育園建設計画が始まりました。
2012年12月28日、「社会福祉法人輝宝福祉会」設立、本格的に計画を進める中、
資材・人件費の高騰、建築計画の変更、支出予算の増額、工期の延期、津波到達地域での新設ゆえ園児募集の弊害等、思いがけない度重なる壁に苦闘しました。
しかし、新聞メディア等に掲載され現況が知らされて、全国津々浦々の方から温かいお声をいただき、ご支援ご協力していただくことができました。
皆様のおかげで、2014年4月に「石巻ひがし保育園」を設立することが出来ました。
初年度は、定員割れで出発しましたが、次年度は1.5割り増しにて園児をお預かりする予定です。
1歳2歳児が受け入れ枠の3倍4倍の申し込みがあり、低年齢の待機児童が今年も継続して待機せざるを得ない状況です。
市行政は、震災後2つの保育施設(牡鹿地区・井内保育所)を復旧し、 2015年4月に1つ(湊こども園)を復旧する予定です。 震災により、石巻市の人口が16万5000人から15万人になったとはいえ、待機児童の解消には至っておりません。
当法人は石巻市の要請を受け、1日も早い復興が出来るよう行政と協力しながら、
平成28年4月に新たな保育園(仮称:石巻西保育園)を設立できるよう活動しております。
保育園建設だけでも2億5000万円、初期運営費3000万という大きな金額が必要になります。
その内、行政補助金は1億2000万円(園児定員75名の場合)と半額以下の金額が上限であり、
その他は自己資金と借財をしなければならない現状です。
地域復興の為、子育てする若い世代の為、子どもたちの為、更なる、ご理解とご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。
理事長 小野﨑秀通
復興第2次事業石巻たから保育園建設並びに運営概算について
「復興第2次事業石巻たから保育園建設並びに運営概算」については こちらの、「石巻たから保育園建設資金概要」から 詳細をご覧いただけますのであわせてお読み下さいますよう、よろしくお願い致します。
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ご覧いただきありがとうございます。保育園へのご支援の方法に関しましては、下記の3通りからお選びいただけます。
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